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期限切れ鶏肉問題 日本マクドナルド社長 記者会見 謝罪 でももう食べない [経済]

まず最初に大切なお客様にたいしご心配とご迷惑をおかけしたことを心から申し上げます』

と頭を下げることもなく謝罪する日本マクドナルド・カサノバ社長。

まあ、カナダでは謝罪の時に頭を下げること風習もないので仕方ないとは思いますが、

どんなに謝罪されても、この内容ではチョットなあぁ…という感想です。


謝罪の次にカサノバ社長の話は、事件に対する弁明、つまり責任逃れへと展開する。


『この件は一つの市 一つの工場による数人の悪意をもった従業員による行動です』
『他のサプライヤー(調達先)には当てはまらないと考えています』


品質・衛生管理基準を定めた上で、上海福喜食品へ定期視察・監査を行っていた日本マクドナルド。

工場の定期視察・監査を行っていたにもかかわらず今回の問題を見逃したとは口が裂けても言えない。

そう言ってしまうと自社で策定した品質・衛生管理基準の欠陥、つまり日本マクドナルドの過失を認めることになってしまう。

このような事情より今回の事件の原因を『悪意をもった従業員による行動』とし、自分たちに責任がないことを強調せざるを得なかった。


更に、記者から『代金の返金』について質問されたカサノバ社長はこう続ける。


『日本に向けられて出荷されていたという証拠はありまぜん』
『私どもは返金は検討しておりません』


このような食の安全を問われている会見なのに、消費者の心証よりも金銭的リスクヘッジを優先した回答ですね(笑)


『マクドナルドは騙されたとっ考えている。安全な食品を提供することでその責任を取りたい』


要は、『今回のことは、我々も被害者で騙されたから責任はない。今後騙されないように気を付けま~す!』

といった論理展開の謝罪会見でした。

消費者を置き去りにして『毀損されつつある自分たちのブランドイメージ』をいかに守るかに終始した印象をうけました。


上海福喜食品問題が発覚する2週間位前のこと。

たまたまネットで"マクドナルドのハンバーガーはどうして腐らないのか"という趣旨の記事を読み、

マクドナルドのパンやポテトは添加物の宝庫であること、

人間以外の動物は(微生物でさえ)、マクドナルドのパンのことを食べ物と認知しないこと、

を知りました。

それまで毎日『チキンクリスピーマフィン』を朝食としていましたが、

この記事を読んだあとからは朝マックのレジに並ぶことを躊躇するようになりました。

そして、今回の事件発覚と記者会見がダメ押しです。

今後、もう私がマックで食事をすることは無いでしょう…


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